日々進化しているガンの治療法について

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保険適応外となる先進医療

先進医療にはどのようなものがあるのか

よく医療保険の特約として先進医療特約というものを目にするかと思いますが、これは先進医療を受けたために全額支払うことになった高額の治療費に対して、経済的な負担を減らすために設けられたものです。

ガンを発症した場合に行う放射線治療のうち、まだ全国で5か所ほどの医療機関でしか受けることができないという重粒子線治療や、患部をピンポイントでねらえるスポットスキャニング照射を導入する医療機関が増えてきているという陽子線治療、他にも十分な効果が期待できるという活性化自己リンパ球移入療法や遺伝子医療などの免疫療法は先進医療に分類されている為公的な医療保険の給付を受けることができません。

このような問題点を補填するために先進医療特約というものがあるのですが、先進医療は日々見直されているので必要になった時点でその治療法が該当するという保証がないという問題点もあるようです。

代替医療と呼ばれているもの

科学的な根拠は無いけれど、体や病気に効くと言われているものが世の中にはたくさん存在しています。
医学的に効果を証明されているわけではないので、こういったものを摂取する場合も自己責任において行うしかなく、先進医療のように医療保険が適応されることもありません。
それらによってガン細胞を抑えこむことができるかどうかは、効果を信じて続けられるかどうかにかかっていると言えるでしょう。

たとえば古くからブラジルで食されていたというアガリクスには、免疫力を高めてがん細胞の働きを抑制するといった効果があると言われています。
またアガリクスによって抗がん剤の副作用が低減されたという報告もあるようです。
他にも最近はフランDグルコースというものが発表され、配合食品の商品化も実現しているといいます。